ADHDの暮らしの知恵

ADHDのアラフィフ主婦がADHDとうまく暮らしていく知恵を共有します

衝動的な物欲を抑える方法

ADHDの人は衝動性が強いですね。ネットショッピングはクレジットカードで簡単に買物ができるので、つい衝動的な物欲にまかせて次々と買物をしてしまい、あとで後悔することも多々・・・。

衝動的な物欲による買物の失敗を防ぐために、私がしている工夫がこの2つです。

  • ブックマークの物欲ホルダ
  • アマゾンの注文を月末にまとめる

ブックマークの物欲ホルダ

ネットを見ていて「これ欲しい!」と思ったら、すぐに「注文する」や「カートに入れる」をクリックせず、いったんブックマークの物欲ホルダに入れます。そして、定期的に物欲ホルダをチェックして「やっぱりいらない」と思ったものをホルダから削除します。

衝動的な物欲は、実物を実際に手に入れなくても、物欲ホルダに入れて定期的に眺めるだけで収まることが多いのです。これでずいぶん衝動買いの失敗が減りました。

アマゾンの注文を月末にまとめる

アマゾンの注文は、数日中にどうしても必要なものを除き、なるべく月末にまとめるようにしています。配送にかかるコスト(ガソリン、人件費)を節減するために始めたのですが、衝動買いを防ぐ効果もあると気付きました。

はじめまして

はじめまして。

私はADHDという特性を持つアラフィフ主婦です。

ヨチヨチと歩き始めたころから周りの同年代の子とはかけ離れたエネルギーを持ち、いわゆる「落ち着きのない子」だった息子。小学2年生のときに担任から専門機関に相談するよう勧められました。

専門機関でさまざまな検査を受けた結果、ADHDと診断されました。そして、ADHDについて調べていくうちに、自分もADHDの特性を持っていることに気付きました。息子の個性は、私からの遺伝だったのです。

幼いときから「なぜ、みんなは普通にできているのに、私にはうまくできないんだろう」と感じたり、周囲のペースに合わせるために、ヘトヘトに疲れきってしまうことが多かったのですが、その原因がわかって霧が晴れたような気持ちがしました。

そして、私自身がADHDの特性を持ちながらも、なんとか社会人として普通の生活ができているのだから、息子も大丈夫だと確信できました。小学生のとき、担任にあんなに将来を心配された息子も、今ではどこにでもいる普通の大学生になり、バイト先でも重宝される存在となりました。

こんな私が、この歳になるまでに身に付けてきた暮らしの中での工夫や知恵を、ここで共有していきたいと思っています。

ADHDという特性に翻弄されて困っている方々のお役に立てたら幸いです。